東日本大震災からまもなく3年!

2011年3月11日は外出していて駅前の商店街を歩いていたところ、内装工事をしている人が東北地方で大きな地震があったと話しているのを聞いたのが最初です。

そのときはそれほどの大きな被害が出ているとは思わず、自宅に戻ってからテレビのニュースで津波も含めて信じられないほどの被害が出ているの知りました。
阪神大震災のときは、真冬の明け方でまだ真っ暗闇でほとんどの情報が入ってこず、悶々としたのを覚えています。


この東北大震災は昼間に起こったし、阪神大震災にはなかった津波と言う二次被害までもテレビで映し出されていて、その悲惨さが浮き彫りにされていました。
建造物の耐震性とかの問題は別として、自然災害そのものは誰の責任でもないし、起こったことは受け入れるしかないが、問題はその後の行政の対応です。

この東北大震災の場合は人災の占める範囲がかなり大きいように思われ、当日の避難誘導、原発放射能問題などすべて後手に回ったと言え、特に今回は原発の是非問題まで考えていかなくてはならず、震災後3年経ちましたが、ほとんど進んでないと思われます。

日本は東京中心の政治で東京さえ無事ならそれでよく、阪神大震災のときもそうでしたが、一地方のことなど眼中に無いのが実情です。
何とも情けなくつらいことですが、それが今の日本の姿です。
だからこそ、我々一国民としてこの惨状を忘れずに後世に伝えていくことが大事かなと思います。