STAP細胞のこと、小保方さんのこと

先日来より論文内容についていろいろと疑義が生じているようで、金曜日には理研関係者の記者会見があった。

研究チームのリーダーである小保方さんの論文内容で、画像の取り違えとか内容がどこかの文章のコピーとかで、「未熟な研究者のずさんなデータ管理が原因で混乱している」と言うようなことが言われていたが、そもそもその内容をチェックしなかった上層部が一番責任があるのではないかな!

30歳くらいでは研究者として未熟なのは当たり前の話で、一般的な社会人でもまだ主任クラスであり、会社の業績を左右するような大きなプロジェクトを任される年齢ではない。
特に今回はノーベル賞かも、と言うくらいのビッグプロジェクトである。
にもかかわらず、彼女個人に不手際の責任をすべて負わそうとするような雰囲気は納得できないですね。

確かに研究者である以上はデータの取り扱いも含めてもっと慎重であるべきなのは言うまでも無いですが、上司である人物がその辺を指導教育し、育てていく必要があるのではないでしょうか?
未熟な研究者と言うレッテルを貼って組織としての責任を逃れようとしてるとしか思えない状況は受け入れがたいものがある。

ましてや、最近の週刊誌などでは彼女の過去の生活態度とか男女の恋愛事情もバッシングのごとき記事が掲載されている様で、言語道断で非常に不快感を覚えます。

そんなことより、肝心なのはSTAP細胞が存在するのかどうかが焦点となると思われます。
あまりにも専門的過ぎてどうなるのか、判断できませんが、私個人的には、現在のガリレオになってほしいと思ってます。

すなわち、ガリレオはあくまでも”地動説”を唱え、裁判において有罪となるとも「でも地球は動いているんだ!」と叫び続けた。

小保方さんもデータの取り扱いとか論文表記については未熟さを認めても、研究とは無関係なバッシングには負けず、STAP細胞の存在については、「でも私はSTAP細胞を見つけたんだ」と叫び続けてほしいです。

研究者として結果を残せ!小保方晴子